【生産・販売終了】
【リフロースコープ・X-ray】
コアーズの加熱タイプX線観察装置は、ハンダの鉛フリー化、電子部品の高密度・小型化などの要因による、「ハンダのヌレ性」 「ボイやドが発生する状況」の把握など、解析管理の要求に答えてハンダ溶融状況がリアルタイムに観察でき、製品の不良解決に欠かすことのできないものになります。
従来のX線観察装置では、 ドの発生やヌレ性の確認をハンダ付け完了後におこなっており、ボイ発生原因の特定や解析は非常に困難でした。
コアーズの加熱タイプX線観察装置は、 フローでの加熱を再現することでハンダの挙動をX線により観察できるようになりました。これにより、ハンダ材料の選択やリフロー条件の管理、 ドの発生メカニズムの解析・検証において絶大ボイな効果が期待できます。
電子部品からA4サイズの基板まで、X線で観察可能
core9060aは、大型サイズのワーク観察を実現するため、特殊な加熱炉を開発しました。これにより、チップ部品やBGAなどの電子部品から、A4サイズの基板まで直接加熱した時の実装状態をX線で観察できます。
高倍率(200倍)でのX線観察を可能にした観察方式
core9060aでは、X線管を炉内に配置することで、これまでは実現できなかった高倍率を実現しました。
従来のX線観察装置では、X線管と加熱炉が分離されるため、観察画像の倍率を上げることはできませんでした。
しかし、コアーズの「加熱タイ X線観察装置 core9060a」 この概念を打ち破り、プは、X線管を炉内に配置できる特殊な加熱炉とX線管を開発しました。これにより、幾何学倍率200倍(モニタ倍率500倍)という高倍率での観察を可能にしました。